庭のある戸建て住宅に引っ越して早々にホームセンターへ行って苗木や種子を買った経験をお持ちの方も多いと思います。露地栽培の楽しみは無限大です。有機物を堆積させて土を作ります。そして、野菜の生命力高さにつくづく感心します。気温や天気に柔軟に対応し実を作る。自然の環境に適合しています。毎日成長を目の当たりにする事ができるのです。
こんな素晴らしい出来事を急に襲う侵略者の出現に愕然とした経験をお持ちの方も少なからずおられるでしょう。身を持って知るか、事前対策を講ずるかでイノシシに対する敵意も変わると思います。要は、事前対策です。特に収穫時期が要注意。
対策としては、イノシシが入らないようなガードを固める必要が有ります。フェンスの高さは1.5m以上であることや簡単に壊れない強度が必要。
例えば、ワイヤーメッシュや金属線入りなどの丈夫な網を用い、接地面を掘り返されないよう強力に固定する必要があります。
具体的な商品としてはイノシシ対策専用の柵があります。
とりわけ効果が高いとされるのは電気柵です。触れると電流が流れ、ビックリして近づかなくなるという仕組みです。田圃や畑のほか、ゴルフ場などで電気柵を設置するケースも多いようです。
イノシシの「身体能力」について簡単に説明します。
短い足とずん胴な体に見合わない優れた運動能力を持ち、最高で約45㎞/hの速さで走ることが可能である。近畿中国四国農業研究センターの実験によると、70㎏の成獣が121㎝の高さのバーを助走もなしに跳び越えることができた。立体感のあるものは苦手で、斜めに立てられた柵は越えることができない。扁平になった鼻の力はかなり強く、雄で70㎏以上、雌でも50~60㎏もある石を動かすことができる。
基本的には水を嫌い泳ぐことはないが、追い立てられたりして止むを得ず泳ぐこともある。犬かきで時速4㎞程度を出せ、30㎞を泳ぐことも不可能ではないという。瀬戸内海では島の間を渡る猪がたびたび目撃されている。
結論、自然と仲良くしたいものです。でないと奥池に住む価値がありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿