2016年3月20日日曜日

「奥池の冬」


奥池の冬は、東山町より450m以上標高が高い為に気温もその分低くなります。

しかし、車で移動する方は寒風を感じることが少ないです。日本には奥池より寒い地域が沢山あります。冬の対策が十分にされている家は快適な空間となっています。「東山町では、奥池は雪が降ってますか?」とよく質問が有ります。

冬の奥池は雪だけでしょうか。冬の奥池について調べてみます。

蛇谷、黒岩谷付近では冬には「北国から渡ってきたジョウビタキやルリビタキの姿がよく見かけます。ジョウビタキの雄は黒色の羽に白い紋をつけ、胸が黄色の目立つ鳥です。「紋付き鳥」ともいわれ、ヒーツヒーツと高い声で鳴き、ときどきカツカツという音を出します。ルリビタキの雄は、その名の通りるり色の美しい鳥で、すずめより一回り小さいかわいい鳥です。東お多福山登山口付近でよく見かけます。時には、300羽ものマヒワの群れが飛び交うこともあります。ヤシャブシの実を食べによく訪れています。」

北国から奥池にやってくる鳥が元気に餌を探して食べている様子を見ると、何となく平和気持ちになってきます。昆虫は殆ど見かけませんので、冬山の主役は、夜間に活動するイノシシと野鳥です。春を待ち我慢の季節でしょう。自然に適応した素晴らしい山の動植物に感慨をもって見守っています。

4月上旬で雪が積ることがあります。奥池から東お多福山へ行く時に突然の猛吹雪となりました。一面真っ白となり登山道も分かりにくく焦ったこともあります。六甲山は急峻な山であり市街地から近い事もあり軽装備の登山の人が多いので、十分に注意をもって頂きたいです。







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