2016年4月17日日曜日

「戸建ての手入れ」

持ち家にしろ借家にしろ、一戸建てなら住むことは即コミュニティーの一員としての調和が必要です。共同住宅に住む場合と大きく異なり責任が生まれます。地域の事情に無知な為と、独立住宅に住みなれていない為に、一戸建てとしての維持管理が十分出来ていない方がおられます。地域の人の神経を逆なですることが有ります。それを気付かない人が時々おられます。正直に言って、一戸建て維持管理は大変です。何かがしょっちゅう持ち上がります。最初は、コミュニティーの意識を上げる様にして、自ら近隣の意識に近付くこと。

こまめに気づいて実行力のあることか一軒家に住む必須条件となります。

以下の事柄が煩わしいと思えたら、一戸建てに住む事はおすすめしません。

「お庭の手入れ」

家の美観は、コミュニティー全体のものですから、近所の人のやりかたに従います。みんなが庭師を雇って芝や植え木の手入れをしているのであれば、1人節約を決め込み、いい加減な素人の手入れをすることは許されません。奥池では手入れを楽しむ方も多く、素人で出来ないような高度な事を庭師に依頼し、簡単な事は自身でする事も多くあります。外構植栽規定があるにも関わらず無視する方は嫌われます。

自分で出来ない時は、シルバー人材センターにも依頼します。

芝刈りなど庭作業は、機械音がすることがあります。無神経に早朝からしないように気配りも大切です。植木や芝が綺麗に整っている地域はそこの住民の誇りになるでしょう。

庭の手入れは相当な知識が必要です。素人が急に上手に出来るわけが有りません。庭師に依頼してアドバイスを受けることをお勧めします。

庭木と花壇の手入れ

大きな木の枝落としは3年から4年に1度必要です。造園業者を雇わなければなりません。枝が建物にかかっていると、シロアリの害のもとになります。中低木は庭師や自身でも出来ます。ホームセンターに電動器具が多く売り出されています。

奥池で桜の花が咲くころには霜の害もなくなり、外に出て花壇に花を植えます。美しい花で飾られた街並みはよいコミニュニティーのシンボルとなります。周りに合わせる努力をしなければなりません。

落葉かき

森のなかに住んでいるような樹木の多い生活は心地よいものです。しかし、その木の全てが葉を落とす秋は落葉かきで大変な労力となります。何しろ庭が広くて熊手などではききれません。そこでblowerという機械で集めます。集めた落葉はビニール袋にいれて家庭用ゴミとしてゴミの日に出します。または、お庭の端で堆肥作りの原料とします。堆肥にする場合は粉砕機で小さくすると体積が小さくなります。

冬の間に堆積した落葉を掻きだし、枯れ落ちた枝をとる仕事をspring cleanup(春の片付け)と言います。

同時に樋の清掃も随時、年に2回位は必要です。

雪かき

奥池では近年殆ど不要です。年に数回は積雪します。特に雪かきが必要な場所は自宅前が坂になっているお宅です。積雪でスリップして危険です。融雪剤を準備するかなんらかの方法で除雪しましょう。家族で雪かきも楽しい冬の遊び程度のものです。

家屋外まわりの手入れ

ペンキ塗り→家屋の外壁のペンキ塗りは4~5年に1度は必要です。自身でも出来ますが、専門業者が沢山あります。

屋根→防水塗装。簡単な作業なら自身で、危険を伴うような場所は専門業者に依頼する。

窓洗い→最近は雨戸の無い欧米住宅も多くなっています。高い所の窓洗いは専門業者に依頼します。

煙突→1年に1度煙突専門の職人に清掃してもらいます。

自動スプリンクラー→芝や植栽のスプリンクラーや自動散水装置は、冬に凍結することが有ります。10月から11月に水抜きをしてもらわないと、冬に破裂する恐れがあります。

給湯器→別荘や長期不在宅の場合。ブレイカーをオフにして給湯器のヒーターを止めると冬に給湯器内の水が凍結して給湯機が壊れてしまうことがあります。使わない時は水抜きをするか電源を切らないようにする必要があります。住んでいる場合、凍結は殆どありません。水道管の被覆が悪いと同様の事があります。

その他→電気系統、水まわり、ペンキ、建具(窓、ドア)、地下室の水もれ、冷暖房給湯設備、奥池では、暖房は特に困りますので数種類の器具を用意しておく必要があります。

メーカー専属のサービス会社も日頃からチェックして急なときにもスムーズに依頼出来るようにしておくことが大切です。全て自己責任で管理する必要があります。




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